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「神のあわれみ」
2025年12月7日礼拝メッセージ ルカの福音書 1 :5-25 山本 進 牧師 祭司ザカリヤに起こったことを考え、私たちに当てはめてみます。信仰者がみことばを受け入れられないときどうするか。 信じてくれている人に主はあわれんでくださることを受け留める。それが罰を受けたように思えても、何事もなかったかのように、現状を回復し、祝福を与えてくださると信じる。 主がそのようになさるのだから、何も心配せずになされるがままに現状を受け入れて毎日を過ごすのが良いと思う。 一方、それでも、罰と思える損や災難を逃れようとするなら、語られる事柄・出くわした状況を肯定できないながらも、否定はしないことである。 そして、それが人からの話の時、信じられない・受け入れられないと思う事柄が実現していく過程を話してもらい、自分が確認できることを知るために会話を先に進めたら良い。自分で結論を決めつけるのではなく、実現可能と思われる事柄がないか、冷静になって判断することである。しるしの一つ一つを確認できるならゴールにたどり着ける。 罰を受けても元に戻るなら、それはあ
「信じた先を生きる」
2025年11月30日礼拝メッセージ マタイの福音書 1 :1-17 山本 進 牧師 系図に出てくる4人の女性の内、3人、タマル、ラハブ、ルツは彼女なりの信仰で先、未来に向かって生きました。 タマルは主なる神から先祖アブラハムに与えられた子孫繁栄の約束の当事者になるという思いを我が身に成就させたかった。そのとき、ユダの妻は亡くなり、タマルはまだユダの3男シェラと結婚をしていなかった。微妙に独身の二人はギリギリ律法を守り、タマルによって血筋は繋がった。 カナンの遊女ラハブは、エリコの町がイスラエルをおびえている状況の中で、イスラエルの偵察をかくまい、自分たち一族を助けてくれる約束をし、赤いひもによって救われ、図らずもアブラハムの血筋となるボアズを生んだ。 モアブ人ルツはナオミの主を信じる信仰に導かれてベツレヘムでボアズに会い、ダビデの祖父となるオベデを生んだ。 3人とも無条件に受け入れられる女性ではなかったが、主を信じて、その将来の約束に生きることによって、図らずもイエス・キリストの系図に組み込まれるという祝福にあずかることができた。
「ふらつく信仰への裁き」
2025年11月23日礼拝メッセージ アモス書 4:1-13 辻村 潤治 牧師 毎週のお話は何のためにあるのか、日曜から始まる一週間の支えのためではないでしょうか。牧師はそのために、御霊によって神のことばを聞くのです。礼拝者は同じ御霊によって、自分の生きる為に必要な神のことばを聞くのです。聞く者と語る者の、御霊とことばを介しての、真剣勝負の場なのです。 アモスはあなた方は実行できていないだけではなく、それに違反して罪を犯しているとイスラエルの人々に警告しているのです。そしてそれは、現代のAI時代の私たちにも適応されるのです。 さらには、私たちは百二十年後に、すなわち、私たちのいのちがこの世から、取り去られる時、私の神に出会う準備が出来ているでしょうか。行動においても、ことばにおいても、準備ができていますか、と私はお聞きしたいのです。 【本日の聖句】 『それゆえイスラエルよ、わたしはあなたにこのようにする。わたしがあなたにこうするから、イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ。』 (聖書 新改訳2017 アモス書 4:12 )
「とこしえの祭司が救う」
2025年11月16日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 7 :1-19 山本 進 牧師 ヘブル人への手紙はかなり大胆です。第一に、三位一体の神を説明するために御子を証ししました。第二に、約束の地に導いたヨシュアの安息は最終ではなく、まだ残っていると語りました。そして、第三に、本日の箇所では祭司職が変われば律法が変わることを語っています。 祭司職は、モーセの兄アロンを大祭司として始まり、レビの氏族が祭司職を受け継ぎました。それに対して、イエス・キリストはメルキゼデクに倣う祭司であると、違う祭司職であるというのです。 そして、さらに大胆なのは、祭司が変わると律法が変わると言います。モーセの十戒を初めとする律法はレビ系の祭司職に基づく律法ですが、それは肉についての戒めの律法といい、それに対して、新しい律法は、朽ちることのない、いのちの力によって立てられた祭司によって与えられ、もっとすぐれた希望のある律法というのです。 聖書には、三人の普通ではない取られ方をした人が記されています。神が取られたエノク(創世記5:24)、竜巻に乗って天に上っていったエ
「神の約束と誓いを信じよう」
2025年11月9日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 6 :9-20 山本 進 牧師 イエス様を信じることで、私たちの罪はすべて赦されるが、そのあと、信仰から離れて、救い主を辱めたり、聖霊を冒涜し逆らうことは赦されません。(6:4~8、マタイ12:31,32)それではどうするか。 著者は、未熟な信仰でも、信者の良い働きや愛を公平に評価してくださると励まし、成熟した信仰を切望する。①一人ひとりが同じ熱心さを持つ。②最後まで私たちの希望、主イエスのとこしえの救いに対する確信を持ち続ける。③怠け者にならない。できることをする。④信仰と忍耐によって約束を受け継いだ信仰者に倣うこと、です。 倣う信仰者はアブラハムです。神はご自分にかけて誓い、彼に約束されました。「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたを大いに増やす.」アブラハムは忍耐の末に約束のものを受け継ぎました。私たちも倣いましょう。 著者は誓いを解説します。自分より大いなる方に誓うこと。この誓いは全ての論争を終わらせることです。神の約束は、ご自分の計画が変わらないこと、さらに確実にす
「固い食物を食べよう」
2025年11月2日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 5 :11-6:8 山本 進 牧師 私たちは歯なしで生まれる。だから噛まなくてよい乳が必要。やがて乳歯が生えてきて、柔らかく作ってもらえれば、ご飯は食べられる。そして、永久歯が生えてくる。何でもバリバリ食べることができる。これが成長のスタイルである。 今日の聖書は成長するように促している。乳ではだめだ。固い食物を食べようと。みことばを聞いて、どう自分に結びつけるか。 私たちは神様にふさわしくない状態でイエス様を信じて神の子とされる。ふさわしくないから周りが助けてくれてクリスチャンらしく保てる。やがて初歩の教えが分かるようになってきて、少々の助けがあれば、自分でクリスチャンらしく振る舞うことができるようになる。著者は、ここで止まっている人が多いという。いや、むしろ後退して乳が必要だと手厳しい。 固い食物は、善と悪を見分ける感覚を経験によって訓練された大人に必要だと、ここでは紹介に留めている。ここから後の記述がそれなのであろう。 とりあえず、初歩の教えを確認しましょう。律法遵守という救
「神のことばに従う」
2025年10月26日礼拝メッセージ アモス書 2:6-3:15 辻村 潤治 牧師 神の律法の意味を語る人も、それを聞く人も、良く理解できれば、人は大いに喜び律法を正しく実行できるのです。私たちも律法の文字だけではなく、背後に隠されている意味を、言葉にしなければなりません。その為には探求し、祈らなければならないのです。 全世界が神のさばきに服することが、律法の中にある重要な意味です。そして、人が神の前に義と認められるには、律法、例えば十戒前半と後半の実行だけではなく、その意味を知ることです。そしてイエス様の十字架の贖いが、私には罪が無いと考えるのではなく、自分の罪のためであったことを知ることなのです。 【本日の聖句】 『わたしは、地のすべての種族の中から、あなたがただけを選び出した。それゆえ、あなたがたのすべての咎のゆえにわたしはあなたがたを罰する。』 (聖書 新改訳2017 アモス書 3:2 )
「大祭司キリスト」
2025年10月19日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 4 :14-5:10 山本 進 牧師 みことばを私たち自身に結びつけましょう。 1.私たちは、神の子イエスという偉大な大祭司に対する信仰の告白を堅く保とうではありませんか。神の子イエスは、神に対して私たちをとりなしてくださるお方です。私たちに同情し、罪を犯す理由を聞いてくださった上で、その身代わりとなり、私たちの救いのためにいけにえとなってくださった救いのみわざ、すなわち贖いとなられました。御子の贖いは完全です。この信仰告白を堅く保ちましょう。(ヘブル4:14) 2.私たちは、大祭司キリストを通して、神のあわれみを受け、また恵みをいただきます。現実の信仰生活では、折りにかなった助けを受けるために、信仰による祈りを献げます。私たちは祈りを通して、恵みの御座に近づくことができます。ですから、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。そうしましょう。(ヘブル4:16) 3.御子キリストは、お受けになった様々な苦しみへの従順により完全な者とされ、ご自分に従うすべての人にとって永遠の救いの源とな
「聞いたみことばを益とする」
2025年10月12日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 4 :1-13 山本 進 牧師 著者は、信じること、そのことを理解し、そのように務める意志を語る。 1.信じることv1~10 信じることは、神の安息に入るという信仰行為のために、神を恐れることと、みことばを益とするために自分自身に結びつけることを勧める。神の安息に入るとは信仰による心の平安が与えられることである。 神の安息は神のスケールの六日で天地創造を行い、七日目に休まれたこと、この日を聖とすることに根拠を持つ(創世記2:2)。これを私たちの信仰生活に結びつけて、六日働いたら一日休む。心とからだを休め、聖とされることを受ける。平たく言うと、疲れたら休むこと。これを神の命令と受け留める。 2.理解し務めることv11~13 著者は、神の正しい理解を伝える。神は私たちの動く部分と動かそうとする部分(たましいと霊、関節と骨髄、はかりごとと心の思い)を見分けておられるお方である。このお方を恐れないで、後で申し開きをしようとしても無駄なことは一目瞭然である。 そして、みことばを聞くため、私
「今日、もし御声を聞くなら」
2025年10月5日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 3 :1-19 山本 進 牧師 1.イエスがモーセに勝る。その判断のポイントは「外」です。そのためには、自分の外の存在を大切にすることです。より大きな外に目を向けます。最高の外の存在は神、主です。主との繋がりは信じる...
「裁きの警告は遠くから」
2025年9月28日礼拝メッセージ アモス書 1:1-2:5 辻村 潤治 牧師 これは旧約時代のことであると、簡単に見てはいけません。仲間である同級生、社会の同僚、家族へのDV、共に学んでいる友達の、小さな見つけて、仲間はずれにする、無視する。「いじめ」とは、近しい...
「人々を解放するイエス」
2025年9月21日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 2 :10-18 山本 進 牧師 ヘブル人への手紙の著者は、イエスが低くされ、死の苦しみを受けられたことで、御子と同じ栄光と誉れを受けたことで、御子がイエスであることを記しました。...
「低くされたイエス」
2025年9月14日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 2 :1-9 山本 進 牧師 1 すばらしい救い v3主の「救いのすばらしさ」は「罪のきよめ1:3」です。それは、罪を犯した人に罪を罰を与えないという「無罪」のことです。しかし、罪の処罰は誰かが受けなければならず、そ...
「御使いに勝る御子イエス」
2025年9月7日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 1 :4-14 山本 進 牧師 序 ヘブル人への手紙は御子の説明から始めて三位一体の神としていく。 1.v4 御子は神の御名を受け継いだので、神と代替わりし、今や主権者、統治者となられた、と宣言している。これ以上の説明は...
「御子イエスの説明」
2025年8月31日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 1 :1-4 山本 進 牧師 ヘブルの意味。川向こうから来る?何かを乗り越える。過ぎ越す。 ヘブル人。異邦人の中にあってイスラエル人(ユダヤ人)を指すことば。 ヘブル書は、異邦人クリスチャンがユダヤ人に、キリスト...
「ヨブへの神のことば」
2025年8月24日礼拝メッセージ ヨブ記 38:1-41 辻村 潤治 牧師 エリフはヨブの主張を認めました。ただその答の中で、一つは「神の答には時がある」と言いました。二つには「神は色々な方法で答えられるが、人はそれを受け取れない時がある。それを知る事でした」。...
「信仰の従順」
2025年8月17日礼拝メッセージ ローマ人への手紙 16 :17-27 山本 進 牧師 パウロがローマ人への手紙を書いたのは、1:5この方(主イエス・キリスト)によって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。御名のため に、すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらすため...
「みなさんによろしく」
2025年8月10日礼拝メッセージ ローマ人への手紙 16 :1-16 山本 進 牧師 当時の教会は家の教会。福音を聞き、信者になった人の中で、イエスの教えや証しのできる人が中心になって、その家庭を解放するか、あるいは裕福な方の家に集まって礼拝する形の教会を家の教会とい...
「あなたがたに送られて」
2025年8月3日礼拝メッセージ ローマ人への手紙 15 :22-33 山本 進 牧師 1.v22~24 心が満たされて(霊的に満たされて) 心を満たすには二つの方法があります。一つは精神的に満たす。もう一つは霊的に満たされることです。精神的に心を満たすのは私たちのす...
「天の礼拝」
2025年7月27日礼拝メッセージ ヨハネの黙示録 5:8-14 石原 伸光 牧師 (波崎キリスト教会) ①神のために贖われた人々 イエスが巻物を受け取った時、天においてイエスへの礼拝が始まりました。まず四つの生き物と長老たちの礼拝です。彼らはイエスが巻物を受け取り、封...
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