「信仰による従順を得る」
- junagrace
- 7月16日
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2025年7月13日礼拝メッセージ
ローマ人への手紙 15:14-21
山本 進 牧師
パウロは、この箇所で、彼の福音がキリスト教だと、語っているように思える。
1.v14ローマの信徒のあり方はパウロの信徒像にあっている。
①善意にあふれ、②あらゆる知識に満たされ、③互いに訓戒し合うことができる。
2.v15~17祭司職
①神ーアロンの祭司職ーイスラエルの民
神と民の間に立ち、神にいけにえを献げ、民の罪の贖いをする。
②神ーイエス・キリスト(大祭司、ヘブル4:14以降)ー人類、人間 神と人間の間に立ち、神にいけにえとしてご自身を献げ、ご自身を信じる人を贖う。
③神ーパウロの祭司職ー異邦人の罪の贖いをする
神と異邦人の間に立ち、イエス・キリストを信じることに導き、異邦人を贖う。
この働きで、異邦人が、聖霊によって聖なるものとされた、神に喜ばれるささげ物となる。パウロは神への奉仕について、キリスト・イエスにあって誇りを持っている。
3.v18~21パウロは、異邦人を従順にするため、キリストが私を用いて成し遂げてくださったこと(異邦人の救い)以外に、何かをあえて話そうとは思わない。
ローマ書の目的:御名のために、すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらすため(ローマ1:5)。私たちはイエス・キリストを信じる信仰で神に従順であることを意識しましょう。
考察)この箇所でパウロは自分の福音を異邦人に限定しているが、9~11章でユダヤ人の救いもイエス・キリストを信じる信仰で救われることを語っているので、異質的に、すべての人の救いに範囲を拡げている。これがキリスト教だと。
【本日の聖句】『私は、異邦人を従順にするため、キリストが私を用いて成し遂げてくださったこと以外に、何かをあえて話そうとは思いません。』
(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 15:18)
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