｢ヨブの苦しみ｣

2025年5月4日礼拝メッセージ

ヨブ記 3：1-26

 辻村 潤治 牧師

　なぜこの世で、平安に生きる人と苦しんで生きる人がいるのでしょう。ヨブは旧約聖書の英雄二人と比較して、自分が普通の人間であり、弱い人間で、どのように生きたらよいか、友人や神からの教えが欲しいと、願っただけなのです。

　人は、自然の姿を通して、神のことばを通して、その答を知るのです。しかし、後の二人を合わせて三人の友人は、旧約聖書の神のことばから導き出された神学から、一歩も出ない話からしか、答えられないのです。

　今、私が言えることは、新約聖書からしか答は見えないことです。それは、神のみ心が啓示されること、その御心とは、神の愛を持ったイエス様が私たちの罪の為に十字架に掛かってくださり、蘇られた事実を信じる事です。大きな神の愛の業を信じることです。

【本日の聖句】

『 6：14 落胆している者には、友からの友情を。さもないと、全能者への恐れを捨てるだろ う。

 　6：24 私に教えよ。そうすれば、私は黙ろう。私がどのように迷い出たのか、私に悟らせよ。』

（聖書　新改訳2017　ヨブ記 6：14、24）