top of page

「愛に生きる、終末に生きる」

  • junagrace
  • 5月19日
  • 読了時間: 2分

2025年5月18日礼拝メッセージ

ローマ人への手紙 13:8-14

 山本 進 牧師


 パウロは、何の借りもあってはならないというか、むしろ積極的に、愛については借りがあっても良いと言う。愛するとは、相手が自分に愛の借りをすることで、決して、愛されるという借りをどんどんしなさいとは教えていない、と思われる。そのように助けられなくては生きていけない人もいます。その人たちを受け入れます。そういう人々に対して、ここでは相手の借りを借りとは思わないでどんどん愛しなさいという積極的な勧めを教えていると思う(8節)。


 終末は、普通、キリストの再臨と結びつけられるが、ここでは、救いが近づいていると表現され、霊的にすべての人には神の祝福のときとさばきのときがあるという霊的な終末観を持ちなさいと教えていると思う。当時のギリシア、ローマではパウロのいう闇の生活(不信仰と不道徳)が普通に行われていたと思われる。ここから抜け出すために大きな信仰の力、昼のための光の武具(信仰と愛)が必要であり、当時の世の欲との闘いに勝利するには、主イエス・キリストを着なさい(主と同じような生き方を、主の助けをいただきながら行いなさい)と教えられている。


【本日の聖句】『だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことは別です。他の人を愛する者は、律法の要求を満たしているのです。

(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 13:8

最新記事

すべて表示
「神のことばに従う」

2025年10月26日礼拝メッセージ アモス書  2:6-3:15  辻村  潤治 牧師  神の律法の意味を語る人も、それを聞く人も、良く理解できれば、人は大いに喜び律法を正しく実行できるのです。私たちも律法の文字だけではなく、背後に隠されている意味を、言葉にしなければなりません。その為には探求し、祈らなければならないのです。  全世界が神のさばきに服することが、律法の中にある重要な意味です。そし

 
 
「大祭司キリスト」

2025年10月19日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 4 :14-5:10  山本 進 牧師  みことばを私たち自身に結びつけましょう。 1.私たちは、神の子イエスという偉大な大祭司に対する信仰の告白を堅く保とうではありませんか。神の子イエスは、神に対して私たちをとりなしてくださるお方です。私たちに同情し、罪を犯す理由を聞いてくださった上で、その身代わりとなり、私たちの救いのためにいけにえとなっ

 
 
「聞いたみことばを益とする」

2025年10月12日礼拝メッセージ ヘブル人への手紙 4 :1-13  山本 進 牧師  著者は、信じること、そのことを理解し、そのように務める意志を語る。 1.信じることv1~10  信じることは、神の安息に入るという信仰行為のために、神を恐れることと、みことばを益とするために自分自身に結びつけることを勧める。神の安息に入るとは信仰による心の平安が与えられることである。  神の安息は神のスケー

 
 

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page