2023年10月29日礼拝メッセージ
使徒の働き 21:15-40 山本 進 牧師
パウロの選択は正しかったか。
パウロの計画はローマに伝道し、さらにイスパニア(スペイン)に伝道していく予定だった。(ローマ15章)
それでエルサレム教会に行って、これまでのトルコ、ギリシアでの異邦人伝道の報告をし、その後、パウロは計画を実行しようとしたのではないか。
しかしながら、パウロのエルサレム訪問は流れを変えました。二つの出来事がありました。良かれと思って長老が、パウロが律法を尊重していると思われるために、誓願者の費用を出すことを勧めました。パウロはそれを受け入れて宮に入りましたが、そのことでアジアから来たユダヤ人に騒動を起こされて、パウロが計画を進めるにあたって障害となりました。
私たちが決断して先に進んだとして、そこに障害と考えられるようなことが考えられたり、起こりそうであったら、振り返って考えてみましょう。
重ねて否定事項が起こったとき、方針は変えなくても、今の行動を少しとめたりすることを含めて考えてみましょう。
パウロに対する二度の御霊の示しは、パウロのローマ、イスパニア伝道にとって良かったのではないか。人生は私たちが選択した方向に進んでいく。二度以上の否定があると考え直しても良いかもしれない。
【本日の聖句】 『彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、ローマ軍の千人隊長に届いた。』 (聖書 新改訳2017 使徒の働き 21:31)
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