2022年5月29日礼拝メッセージ
伝道者の書2:12-21
辻村 潤治 牧師
ソロモンという名前の意味はシャロームなのです。ソロモンの時代は「その名の通り、イスラエルにとって平和な時代でした」。
そんな平和な時代にあっても、後の伝道者は、人の人生は「束の間である」と言うのです。なぜ「束の間」の人生を送る人間が、争いを起こし、人を傷つけるのか。
伝道者は、先月の話で、一つには動機が悪いと言います。ソロモンは自分の為に知恵を使い労苦したのではないか。
二つには自分の人生が「束の間」であることを、真に分からなかったのではないかと今回私は思いました。神の時は誰にも分からない。だから私たちは今与えられたものを、神のプレゼントとして楽しみ、誠実に神のことばを聞きながら生きるべきではないのか、過剰な自分の為との思いではなく。与えられたものに、与えられた神の時に感謝し、満足して生きる。伝道者の結論はどうなるのか、期待して読んでゆきましょう。
【本日の聖句】
知恵のある者は頭に目があるが、愚かな者は闇の中を歩く。しかし私は、すべての者が同じ結末に行き着くことを知った。
(聖書 新改訳2017 伝道者の書2:14)
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