2022年12月25日礼拝メッセージ マタイの福音書 2：1－25 山本 進 牧師 博士たちの贈り物は、黄金、入稿、没薬で、それらはイエス様がどのようなお方かを暗示しており、それぞれ王なるお方、神なるお方、死なれるお方であると考えられます。マタイはクリスマス物語をこの観点から記しています。
v1～8 王なるお方(王を表す黄金)
博士たちはユダヤ人の王としてお生まれになった方に会いに来た。ヘロデ王もエルサレムの人々も動揺した。王はユダヤ人のメシアの出現と思い、「キリストは？」と尋ね、「ユダヤのベツレヘムでお生まれになる」という預言が示されると、博士たちを送り出した。
v9～11 神なるお方(神に祈る時捧げる香、乳香)
博士たちはイエス様がお生まれになった時昇った星が再び現れ、神様が自分たちを導いてくれると感じ、この上なく喜んだ。そして、幼子を見て、ひれ伏し、礼拝した。
v12～18 死なれるお方(死体防腐の没薬)
ヘロデは博士たちに欺かれたと思い、聞いていた時期から二歳以下の男の子を殺した。罪ある人間のもとでは神様のみわざも犠牲を伴う。主は十字架の犠牲で罪からの救いを成し遂げた。
【本日の聖句】 「その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。｣ （聖書 新改訳2017 マタイの福音書 2：10、11）