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「神を欺くとは」

2022年7月10日礼拝メッセージ 使徒の働き4:32-5:11 山本 進 牧師 1.持ち物の共有は教会の決まりではなく、あくまでも信徒の個人的な自発の行為だった。(5:4 教会に持ってこなくてもよかった。それは自由だった。)持ち物の共有は素晴らしいが、人間の罪性のゆえに、制度としては長続きしないと思われる。後の教会はこれを受け継がなかった。エルサレム教会も、後に他の教会から応援してもらっていた(使徒24:17、ローマ15:26)


2.善の自発的行為は、そこにうそが入りやすい。アナニアとサッピラ夫妻も悪い人ではなかったと思う。自分の土地を売って教会に持ってきたくらい。しかし、黙っていれば分からない、という心が信者になっても残っていた。名声と実利の両方を得るためのうそだった。そこが聖められていなかった。信者はここが聖められなければならない。正直に言えばよい。「代金の一部です・「半分です。」「8割です。」そして、それぞれの評価をもらえばよかった。


3.神を欺くとは、黙っていれば分からないとして、うそをつくこと。人を欺いているが、信じることが前提の交わりでうそをつくのは神を欺くことである。

 神を恐れるとは、神の存在を信じ、神が全てを見ておられるということで、正直にありのままの発言・行動をすることである。

【本日の聖句】 「売らないでおけば、あなたのものであり、売った後でも、あなたの自由になったではないか。どうして、このようなことを企んだのか。あなたは人を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」 (聖書 新改訳2017 使徒の働き5:4)

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