2023年5月21日礼拝メッセージ
伝道者の書 8:1-8
辻村 潤治 牧師
1節は、物事の解釈を正しくできる知恵のある人はいるかとの問いかけです。
しかし、本当に正しく知恵によってこたえられるのは、神の子イエスしかいないと私は思うのですが。
2~5節は、伝道者や王や人の知恵の限界を示している用です。王は、人が人に望むままを行ったり、命令したり、反抗を許さない、他人はそれを見抜いて時と所を選び、裁きに会わないように、自分が自滅しないように生きよと言います。これが人間の知恵の限界と思われます。
6~8節は、全ての人に臨む、どうしようもない天災も、人災もあること。天災においても人災においても、人の知恵によって避ける必要はあるでしょう。しかし、根本的には、「神を畏れること」を伝道者は勧めるのです。
【本日の聖句】
「知恵のある者とされるにふさわしいのはだれか。物事の解釈を知っているのはだれか。人の知恵は、その人の顔を輝かせ、その顔の固さを和らげる。」
(聖書 新改訳2017 伝道者の書 8:1)
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