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「求め続ける祈り」

  • junagrace
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2025年10月12日

・・・ マタイの福音書 7:7-11

暗唱聖句 マタイの福音書 7:7

求めなさい。そうすれば与えられます。


 主イエスは「求めなさい」「探しなさい」「たたきなさい」と言って、諦めないで祈り続けることを教えられました。ただし、どんなことでも祈り続ければ実現すると言っているのではありません。大切なのは何を求めるのかを理解することです。求めるべきものは「神の国と神の義」です。神がほめたたえられ、神に喜ばれる歩みをすることができるように、大胆に、貪欲に神に祈り求めていいとイエスは言われるのです。

 私たちが神のみこころにかなった歩みをするためには、まず神のみこころを知る必要があります。私たちが日常で経験すること、人間関係や学校の子と、家族のことでどうしたらいいかと悩む時、神が何を願っておられるかを具体的に知ることは簡単ではありません。だからこそ、、「求め続ける」ことをイエスは励ましておられます。神に信頼して正直な気持ちを祈り続ける時、祈りの中で、自分の願望を超えて、神が願っておられることが示されていくのです。

 祈りを聞いてくださる父なる神は、その子どもである私たちに良いものを与えようとしておられます。その良いものは、必ずしも私たちの願ったとおりのものとは限りません。しかし神は、一人一人に必要なものをご存じで、配慮し、備えてくださいます。必要なものを必要な時に与え、私たちの歩みを支えてくださいます。一人一人を心から愛して大切に思っているからです。

 みなさんは時々、神は無理難題を自分に与えるのではないかと不安になることはありませんか。祈っても自分の願いとは反対のことが起こるのではないかと思うかも知れません。しかし、愛情深い神は、私たちに良いものを与えようと心から願っておられます。そのことに安心して頼ってよいのです。

 私たちはあらゆることを祈ります。そのすべてがかなうわけではありません。ですが、正直な気持ちでいつも祈りながら、神の国と神の義を求めていきましょう。神が何をしようとしておられるのか、何を願っておられるかを聞く態度を持ちながら、神の助けを求めていきましょう。私たちの本当の願いは、自分の願望をかなえることではなく、神に喜ばれる歩みをすることだからです。

 また、神が良いものを与えてくださるなら、なぜ求め続ける必要があるのかと思うかもしれません。「求め続けなさい」と言われているのは、私たちが神と親しい交わりを持つためです。祈りの中で、神に近づき、そのお心を知り、神が力づけたり慰めたりしてくださることを経験するのです。そして、自分が神の御手の中にあることを確信して、私たちの心は平安に包まれます。祈っても何も変わらないと感じることがあるかもしれませんが、祈ったからこそわかる恵みがあります。諦めないで大胆に祈り続けていきましょう。

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