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「ローマへの旅」

  • junagrace
  • 1月12日
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2025年11月23日

・・・ 使徒の働き27章~28章

暗唱聖句 使徒の働き 27:25

皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じてい ます。


 エルサレムで逮捕されたパウロは、裁判を受けることになりました。二年ほどの間、裁判は進まず、ローマ市民権をもつパウロは皇帝に上訴し、囚人としてローマに護送されることになったのです。

 パウロは、この「使徒の働き」の著者であるルカと一緒に、長い苦難の渡航をすることになりました。航海は途中から、暴風、漂流、難破と、危機的状況の連続となりました。実はパウロはこうなることを予想して警告していたのですが、司令塔である百人隊長がそれを聞かずに出発したのでした。しかし、そうして巻き込まれた苦難の中で、船に乗る人々を支えたのはパウロでした。

 船は暴風に翻弄され、人々はもう助からないだろうと絶望していました。しかしその中で、パウロは神からの自分への約束を語ることで人々を励まします。

 また水夫が逃げだそうとした時にもいち早く気づき、警告を発しました。その後も人々に食事をして元気を出すように勧め、一同の前で感謝の祈りをささげ、自ら食事をしました。もはやこの船のリーダーは百人隊長でも船長でもなく、パウロでした。信仰をもって生きるとき、人々は自然にその姿に元気づけられ、信頼を寄せるようになることが分かります。

 船が流れ着いたマルタ島でも、パウロの存在は際立っていました。まむしにかまれたのに害を受けなかったことで、島の人々はパウロを「神様だ」と思いました。また、島の長官プブリウスの父親や病人たちの病を癒したことで、船出の時には敬意と感謝をもって送り出してもらえました。主は従う者を守り、どこでもどんなときでも、神のすばらしさを示せるようにしてくださるのです。

 長い困難な旅でしたが、神の約束どおり、パウロはローマに到着することができました。そこでの生活は、囚人で監視がついているとはいえ、借りた家で尋ねてくる人々を迎えることができる、比較的自由な生活でした。パウロは二年の間、何の妨げもなく神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストを教えたのでした。

 「使徒の働き」は、この記事で終わります。ここで、この書の始めに書いてあったことを思い出しましょう。使徒1:8でイエスは、「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、私の証人となります。」と弟子たちに約束なさいました。聖霊の力によって伝道が進み、イエスの証人の集まりである教会が各地に誕生しました。そして長い年月を経て、私たちのもとにも福音が届きました。さらに、これからも福音は広がっていきます。現在の様々な場所でなされている礼拝や伝道は、聖書に記された使徒の働きの続きなのです。


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