2024年2月11日礼拝メッセージ
使徒の働き 27:1-26
山本 進 牧師
航海記の中から主の働きを見る。
①最悪でも主の守りがある。
主はパウロに異邦人にイエス・キリストの救いを宣べさせる使命を与えた。その象徴が当時の世界統治者のローマで伝道することであった。結果的にはパウロは囚人としてローマの最高裁で裁きを受けることでローマ行きを果たします。それでその途中で命を落とすことはない。守られたのです。
②本来用いられるはずがない人が場を与えて用いられる。
パウロは囚人として護送される身である。パウロの発言など専門家の船長など聞くはずもない。しかし、暴風で災難となり、いのちを守るために船荷は投げ捨てられ、荷主は損をすることになったが、いっぽうパウロは、主のお告げに撚り、ローマ行きを確信し、皆に、いのちは取られないことを告げ、航海の主導権をとることになった。主により将来を見通すことで信仰者は用いられる。
③私たちに必要なこと。
それは大変な状況になっても、それを受け入れ、信仰のゆえに、語られる主のことばを聞く冷静さを持っていることである。
【本日の聖句】『しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う人は一人もありません。失われるのは船だけです。』
(聖書 新改訳2017 使徒の働き 27:22)
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