top of page

「日常の幸せ」

2022年6月26日礼拝メッセージ

伝道者の書2:22-26

辻村 潤治 牧師


 イエス様の誕生も、再び来られるとの再臨も、伝道者は知らないのです。だから来世への希望も、この書には描かれていない。その結果、この世をいかに生き抜くべきなのか、彼の考えた結論が、神様がおられることを信じ、他人のことを配慮し、その上で神から与えられた労苦の実である、飲むこと食すことを楽しむことは、よいことだと結論づけた野でしょう。悪人ではない伝道者はこのように考えたのではないでしょうか。


 私たちも日常の出来事の上に幸せを見いだし、旧・新約聖書66巻を読み、人間の歴史の明るい部分と暗い部分を知り、神の創造された自然の恐ろしさと優しさ、美しさを知って、この全てを創造された主を知り、受け入れ、生きて行くことが良いと伝道者は考えたのではないかと思うのです。


【本日の聖句】

人には、食べたり飲んだりして、自分の労苦に満足を見出すことよりほかに、何も良いことがない。そのようにすることもまた、神の御手によることであると分かった。

(聖書 新改訳2017 伝道者の書2:24)

最新記事

すべて表示

「東方の博士の来訪」

2022年12月25日礼拝メッセージ マタイの福音書 2:1-25 山本 進 牧師  博士たちの贈り物は、黄金、入稿、没薬で、それらはイエス様がどのようなお方かを暗示しており、それぞれ王なるお方、神なるお方、死なれるお方であると考えられます。マタイはクリスマス物語をこの観...

「イエス・キリストの誕生」

2022年12月18日礼拝メッセージ ルカの福音書 2:1-40 山本 進 牧師  聖書信仰の私たちは史実と事実に信仰を重ねる。ルカの記述は以下の通り。 1.イエス誕生の時代はヘロデ王と皇帝アウグスト、シリアの総督キリニウスの住民登録の重なった紀元前8年か7年頃と思われる...

「主に先立つヨハネの誕生」

2022年12月11日礼拝メッセージ ルカの福音書 1:39-80 山本 進 牧師  ヨハネの誕生の際、なされた預言からいろいろと救いを学びましょう。 キリスト教の救いとは「罪からの救い」です。イエスキリストはそれを十字架の刑で行いました.ヨハネの働きは、その救いに導くた...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page