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「律法からの解放」

2024年9月8日礼拝メッセージ

ローマ人への手紙 7:1-13

 山本 進 牧師


 パウロは罪からの解放だけではだめで、律法からの解放が必要な事を語った。律法から解放されることによって、前の主人の罪から解放され、罪に戻らないためにキリストと結びつくことを語った。

 罪からの解放は、それがイエス・キリストの十字架の死でなされたが、それだけでは人は元に戻る。罪からの救い、そこだけに留まらず、新しい主人が必要である。古い主人から解放されて新しい主人イエス・キリストと結ばれて、義の奴隷、神の奴隷、従順の奴隷となる必要がある。それはキリスト者、神の子である証しのためである。

 罪の罪深さは神のもの、すなわち律法を利用して人を縛り、戒めを通して、人が罪を犯す者にしてしまったのである。(パウロは律法と戒めとを使い分けている。律法は規則全体、戒めは個別の規則である。律法には肯定的な規則と否定的な規則がある。戒めは否定的な規則である。(〇〇してはならない。))


【本日の聖句】『しかし今は、私たちは自分を縛っていた律法に死んだので、律法から解かれました。その結果、古い文字にはよらず、新しい御霊によって仕えているのです。

(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 7:6

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