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「幼子を招く」

Bible Story

2025年1月19日

・・・ マルコの福音書 10:13-16

暗唱聖句 マルコの福音書 10:14

『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。』


 ある時、人々がイエス様のもとに子どもたちを連れてきました。手を触れて祈っていただき、祝福にあずかろうと思ったのです。ところがイエス様と一緒にいた弟子たちは、そこに立ちはだかり、子どもたちを連れてきた人たちを叱ったのです。

 当時、子どもたちと女性は人数に数えられない存在として、重用されていませんでした。弟子たちは子どもたちはイエス様のもとに連れてくる者としてふさわしくないと考えたのかもしれません。

 イエス様は、弟子たちが子どもたちの邪魔をしたことに憤り、彼らAをお叱りになりました。イエス様は、子どもたちを価値ある者として大歓迎なさっていたのです。

 イエス様はご自分に近づく人を邪魔すれば、お怒りになるお方です。幼くても、難しいことが分からなくても、遠慮せず、だれでも安心してイエス様のもとに行くことができるのです。

 (15~16節)「子どものように神の国を受け入れる」とは、どういうことでしょうか。父なる神様に信頼し、恵みにより頼み、十字架の救いというプレゼントを素直に喜んで受け取ることこそ、「子どものように神の国を受け入れる」ことであり、神の国にふさわしい態度なのです。自分は神の国にふさわしくないと考えるのではなく、安心してイエス様に近づいて良いのです。

 みなさんの中に、子どもの頃の純粋で素直な心はなくなってしまった、と思う人がいるでしょおおうか。たとえ自分の心がそのように思っても、そんな皆さんがご自分のもとに来ることをイエス様は喜ばれ、子どもたちと同じように抱き、手を置いて祝福の祈りをしてくださるのです。

 疑わず、心配せず、素直になって、神の国、魂の救いのプレゼントをいただきましょう。

画像:こひつじイラスト
画像:こひつじイラスト

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