2024年2月25日礼拝メッセージ
使徒の働き 27:27-44
山本 進 牧師
人はいのちの危険にさらされるとき、自分のいのちを守ることを優先しやすく、自分が所属する全体を守ることに心が向きにくい。
1.v27~32 船が漂流する中、水夫たちは自分たちだけが生き延びようと考え、小舟で逃げようとした。神の介入。パウロはその動きを見て何か違和感を感じ取り、乗客全員のいのちが守られるために水夫たちがいることの必要を百人隊長や兵士たちに伝えた。兵士たちは小舟の綱を切って水夫たちを船にとどめるのに成功した。
2.v33~38 神の介入。パウロは食事をすることと全員が助かることを告げ、皆を励ました。心を励まし、体に力を与えた。
3.v39~44 陸を間近にして運悪く船は座礁し、壊れ始めた。今度は兵士たちが、囚人たちが逃げるのを防ぐために殺す計画を企てた。神の介入。百人隊長はパウロを助けたい思いで兵士たちの計画を制止させた。こうして、背後に神の働きがあって全員が助かった。
適用 場面でのピンチに人ではできないが全員を守るために主が働かれる。人はそれぞれ自分のいのちや立場を守ることを優先するので、人の和は崩れやすい。sこには、その全体を見ておられる神の働きが必要であり、助けられる。
【本日の聖句】『ですから、食事をするよう勧めます。これで、あなたがたは助かります。頭から髪の毛一本失われることはありません。」こう言って、彼はパンを取り、一同の前で神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。』
(聖書 新改訳2017 使徒の働き 27:34、35)
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