2023年10月22日礼拝メッセージ
伝道者の書 10:2-15
辻村 潤治 牧師
伝道者は、将来は分からないと考えています。すなわち不可知論です。だからどうでも良いというのではなく、知恵を尽くし、力を尽くして現在の最善をつくそうといいます。
箴言はこの世における現在考えられる最善の方法を教えて、この世を生きることを考えているようです。どちらの書も、イエス様を知りません。自分の知恵や才覚でことを収めることを考えます。ソロモンも伝道者も御霊に導かれていても人間です。空間も現代とは異なります。人は今生きている時代と空間に影響されます。私はその言葉の本質をとらえて理解せねば、と思っています。
だから新約聖書やイエス様を知らない人は、旧約聖書の一部の言葉を誤解してしまうのです。イスラエルもハマスも旧約聖書を知っているのに、争いがあるのです。
私たちは、イエス様がいろいろなことを聖書の言葉を通して教えてくださること、次の世界の天国でイエス様に会うという希望が、私たちにはあるということを信じて、確信している者たちです。
【本日の聖句】
「愚か者はよくしゃべる。人はこれから起こることを知らない。これから後に起こることを、だれが彼に告げることができるだろうか。」
(聖書 新改訳2017 伝道者の書 10:14)
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