｢何故､中風の人は赦されたのか｣

2024年11月10日礼拝メッセージ

マルコの福音書 2：1-12

 イ キョンソク 牧師

　(館山教会)

　「何故、中風の人は赦されたでしょうか？」私は中風の人を運んだ四人の人々の信仰と実践の様子を見て、彼らは中風の人が癒やされる為にはどんな事でも惜しまず、どんな難しい事でも、どんな危険な事でも、どんな恥ずかしい事でもやる人々であることが分かりました。そして、肉の癒やしをそれほど求めている人々であれば、中風の人の霊的な救いに関しても諦めない事が理解できました。主イエス・キリストは彼らの心の中を見ていました。キリストが人々に教えている時に人の家の屋根を勝手にはがして穴を空ける事はとても失礼な事です。日本ではとんでもないことであり、やってはいけない「超、迷惑な行為でしょう。」しかし、主は本日、聖書のこの本文を通して私たちに教えています。たましいの救いの為にどんな事までやっているのか？あなた方はこの4人の人のように愛する者の救いの為にならどんな事でもやる覚悟が出来ているのか？主は今日、私たちに語っています。もしかして私たちの家族、親戚、友人がまだイエス・キリストを救い主として受け入れていなければ、まだまだ救われていなければ、それは私に責任ではないのか？中風の人を運んだ4人の人の様な信仰がないのではないか？もしかして、彼らが信じている様な信仰、イエス・キリストだけが救い主であることの確信が私たちにはないのではないか？私たちは私たちの信仰を見極めなければなりません。

【本日の聖句】『しかし、人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたが知るために─ ─。」そう言って、中風の人に言われた。「あなたに言う。起きなさい。寝床を担いで、家に帰りなさい。」』

（聖書　新改訳2017　マルコの福音書 2：10､11）