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「伝道の旅に出る」

  • junagrace
  • 9月26日
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2025年7月27日

・・・ 使徒の働き 11:19-26、13章

暗唱聖句 マルコの福音書 16:15

全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。


 ステパノが殉教したのち、エルサレムの教会に激しい迫害が起き、信仰者は各地に散らされました。しかし、そうした中で、福音はエルサレムの外にも広がっていき、さらに迫害者サウロ(のちのパウロ)の回心や、異邦人コルネリウス一家の救いというできごとも起こりました。こうしたすべては「福音を全世界に届けよ」と復活の主イエスがお命じになったことの実現につながっていきます。神はすべての困難の中で、信仰者を良い方向に導いてくださいます。さらに、神はご自身の計画を実現なさるために、シリアに異邦人教会を誕生させました。

 アンティオキアまで来た信仰者たちの中には、ヘレニストと呼ばれる、ギリシャ語を鼻明日ユダヤ人たちがいました。彼らが同じギリシャ語を話す異邦人に福音を伝えると、信じる人々が大勢起こされ、世界で初めて異邦人主体の教会が誕生したのです。その状況を確認するために、エルサレム教会からバルナバが派遣されます。バルナバはアンティオキア教会を見て、ここから福音が異邦人へと広がっていくことを確信したのでしょう。サウロを呼び寄せ、一年かけてアンティオキア教会の一層の成長に取り組みました。

 神はアンティオキア教会の信仰者たちに、世界宣教に取り組むようお命じになりました。教会の指導者たちが礼拝をささげていると、聖霊なる神が「バルナバとサウロを聖別して、わたしが召した働きに就かせなさい」と告げられたのです。

 指導者たちは断食して祈り、神の導きを確信して、バルナバとサウロ、そして助手としてヨハネを宣教のために送り出しました。こうして世界宣教は個人的な行動としてではなく、教会全体のわざとして開始されました。

 この時の宣教旅行は通常「第一回伝道旅行」と呼ばれます。(この伝道旅行からサウロがパウロと記述されるよおうになります)。キプロス島での伝道から始まり、残念ながらヨハネが途中で帰ってしまうなどの出来事がありました。

 パウロたちは通常、新しい町に入るとまず会堂に行き、その町のユダヤ人たちに福音を伝えることから宣教を始めました。旧約の話から始め、予告されていたメシア(救い主)がイエスであることを伝えたのです。それによって信じる人も起こされましたが、エルサレムと同様に、反発する者たちもいました。そこで、パウロたちは「私たちはこれから異邦人たちの方に向かいます」と宣言しました。多くの異邦人が喜んで信仰に入りましたが、反発するユダヤ人が攻撃して来たため、パウロたちは次の町に向かいました。弟子たちは、喜びと聖霊に満たされていました。

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