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「人に共通する幸福と不幸」

2022年11月13日礼拝メッセージ

伝道者の書6:1-12

辻村 潤治 牧師


 人は創造者が造られた太陽の下で、その影のように生きる短い生涯において、何が良いことで、あなたの人生にこの先に何があるかを、話せる人間はいないのです。人間は自分の知恵や、経験や学んだ知識を総動員して最善を考えますが。


 しかし、その考えが、行動が最善かどうか分からないのです。だから今日の前にある事実に、神を愛し、人を愛し、誠実を尽くし、今与えられているものを、感謝して喜び楽しむ。これが良いことだと伝道者は考えているのです。


 伝道者は、今あなたの目の前にある現実を、苦しくても神から与えられた恵みと捉え、その中で全てを楽しんで暮そうと提案します。それが魂の平和に繋がると。その中から今の私たちは焦ることなく、どちらの方向に進むのがより良いのか、主の言葉の中から、聞いて仲間と共に考えてゆきたいと思うのです。


 だから私たちには忍耐を知るための時間が必要なのです。


【本日の聖句】

「だれが知るだろうか。影のように過ごす、空しい人生において、何が人のために良いことなのかを。だれが人に告げることができるだろうか。その人の後に、日の下で何が起こるかを。」

(聖書 新改訳2017 伝道者の書6:12)

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