2022年7月24日礼拝メッセージ ヨハネの福音書 6:1-15 山本 進 牧師 新約を旧約で読む。この物語を詩篇118篇22~24節で読むと、ピリポ、アンデレは家を捨てる者たち。五つのパンと二匹の魚が石。アンデレは、それが大勢の群衆に何になろうと言う。しかし、それは要の石となった。
それを献げようとする少年の純粋な信仰を見て、イエスは父に感謝し、それを用いて大量のパンと魚とし、大勢の群衆を満腹させた。
一方、イエスが退けたのは、ピリポ、アンデレの考え・判断であり、人々の「イエスを王とする」思いである。イエスは、神を信じる信仰を人に求めた。そして、私たちに与えるのは、満腹という一時の救いではなく、それを与える王では無いことを、イエスは一人になることで表した。イエスは、罪の赦しという永続する存在の救いであり、それを与える救い主であることを表していくことになる。
話はここでは終わらない。詩篇118篇23節「これは主がなさったこと。私たちの目には不思議なことだ」に照らし合わせると、これを行ったお方イエスは主である、神であるお方と、ヨハネは私たちに伝えていることが分かる。
私たちは、信仰あることばを話すことができるように、導かれましょう。
【本日の聖句】
「彼らが十分食べたとき、イエスは弟子たちに言われた。「一つも無駄にならないように、余ったパン切れを集めなさい。」そこで彼らが集めると、大麦のパン五つを食べて余ったパン切れで、十二のかごがいっぱいになった。」
(聖書 新改訳2017 ヨハネの福音書 6:12-13)
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