「ヨナとニネベの人々」
- junagrace
- 12月2日
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Bible Story
2025年9月14日
・・・ ヨナ書
暗唱聖句 テモテへの手紙 Ⅰ 2:4
『神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。』
神様からヨナに一つの命令が与えられました。「アッシリアの国の大きな町ニネベに行って、人々にわたしのことばを告げなさい」。けれどヨナは考えました。「アッシリアはイスラエルを滅ぼそうとしている私たちの敵だ.行ってやるものか」。ヨナはニネベの方角に背中を向けて港の町に行き、そこから船に乗って逃げ出しました。
ところが、ヨナが乗った船は大嵐に巻き込まれ、今にも沈みそうです。神様に従う道にヨナを引き戻そうと、神様が嵐を送られたのです。
船の上の人々が嵐の原因を突き止めようとくじ引きをすると、なんとヨネ二当たりました。「いったいあなたは何者だ」と問い詰められたヨナは答えました。た「私はヘブル人です。私は、海と陸を造られた天の神、主を恐れる者です。」ヘブル人とは、イスラエル人と同じ意味です。ヨナが「私のせいでこうなったのだから、私を海に投げ込めば風は収まります」と言うので、人々がしかたなくそのとおりにすると、嵐は本当に収まりました。
神様は大きな魚を備えてヨナを飲み込ませました。神様は、ご自分に逆らったヨナが溺れて死なないように守ってくださったのです。
ヨナは魚のおなかの中で神様に祈りました。ヨナは神様に従うことを思い出しました。神様は、ヨナを陸地に戻すように魚にお命じになりました。
神様は再びヨナに「ニネベに行け」とお命じになりました。今度は、ヨナはしっかり神様のご命令に従い、町中を歩き回って、人々の悪い行いに対する神様からのさばきのことばを伝えました。
すると、人々はヨナの言うことを聞いてまことの神様を信じ、罪を悔い改めたのです。王様までもが立派な王服を脱ぎ捨てて、国民に「断食して神様に『赦してください』と祈り、罪から離れなさい」と命じました。
そんなニネベの人々の様子をごらんになった神様は、町を滅ぼすのを取りやめてくださいました。
ニネベの人々が神様に立ち返ったのを見て、ヨナは喜ぶどころか、ひどく不愉快になりました。自分が言ったとおりにならず、敵の国の町が滅びなかったからです。不満をぶつけるヨナに、神様は「あなたは当然であるかのように怒るのか」とお答えになりました。
ヨナはニネベがどうなあるか見ようと思って、町の外に小屋を建てました。神様はそのそばに唐胡麻の木を生やし、日陰を作ってくださいました。ヨナはこの唐胡麻を非常に喜びましたが、神様は、今度は一匹の虫に唐胡麻をかませて枯れさせました。ヨナはまた「死んだ方がましだ」と怒りました。すると神様はヨナに言われました。「この唐胡麻のために、あなたは当然であるかのように怒るのか。」ヨナは言いました。「私が死ぬほど怒るのは当然のことです。」神様は言われました。「あなたは、自分で労さず、育てもせず、一夜で生えて一夜で滅びたこの唐胡麻を惜しんでいる。ましてわたしは、この大きな都ニネベを惜しまないでいられるだろうか。そこには、右も左も分からない十二万人以上の人間と、数多くの家畜がいるではないか。」
私たちも、神様が私たちを愛し、どんな人も救おうとしておられることを心に留めて,自分や周りの人が神様を信じることができるように祈りましょう。







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