「ヨシヤの宗教改革」
- junagrace
- 7 日前
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Bible Story
2025年9月28日
・・・ 列王記Ⅱ 22:1-23:25
暗唱聖句 詩篇 119:11
『私はあなたのみことばを心に蓄えます。』
先週の学びで見たヒゼキヤ王は、神様に信頼するよい王様でした。しかし、その後に王となった息子のマナセや孫のアモンは、神様の前に正しい王ではありませんでした。アモンが謀反で殺されると、その息子のヨシヤがわずか八歳で王となりました。ヨシヤは十六歳の時に神様を求め始め、二十歳の時から偶像を取り除くことに力を注ぐようになりました。二十六歳になると、神様の宮の修理に取りかかります。その時、神様は律法の書を発見させるという出来事を通して、真剣に神様を求めるヨシヤに応えてくださいました。聖書には「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます」とあります。このことばの通り、神様を求めるヨシヤに神ご自身が近づいてくださったのです。
律法の書を発見し、その内容を知ったヨシヤは、長い間、国が神の教えに従ってこなかったことに気づいて衝撃を受けました。そして、涙を流して悔い改め、律法に書かれていることを実践すべく、即座に行動を開始しました。私たちは、みことばを聞いてもその通りにできないことが多いものです。しかし、大切なことは、みことばを聞き、それを思い巡らし、示されたことを実際に行うことなのです。ヨシヤのように、実践を伴ってみことばに応答する者となりたいものです。
ヨシヤが行った改革の中心は、偶像を取り除くことでした。ヨシヤはまず、行動の根拠となる律法の書を主の宮に持って行き、民の前で朗読します。そして神様と契約を結び、皆で律法の書に従うことを誓いました。それから、偶像礼拝に関連するものは、像でも礼拝所でも祭司でも、徹底的に取り除きました。その活動範囲は、ユダ国内にとどまりませんでした。
ヨシヤが行ったことを読み進めていくと、神様に対してヨシヤがどのような信仰と姿勢を持っていたのかが見えてきます。第一に、真の神様はイスラエルの神様おひとりであるという明確で真剣な信仰がありました。第二は、全力で神様に従おうとする姿勢です。偶像を破壊する点でも妥協がなかったヨシヤですが、過越のいけにえをささげる時も、全力で取り組んだことが読み取れます。綿密に準備し、律法に沿って儀式を執り行い、驚くほどの数の動物をいけにえとしてささげました。第三は、神様のことばに従順であるということです。それは神様のみこころに従順であると言ってよいでしょう。ヨシヤは、神様がみことばを通して示されたことに素直に従う人でした。
神様のことばは神様を愛する人の心に働いて、神様に従う喜びを教えてくれます。神様に従っていない人の心には大きな悲しみを与え、悔い改めて神様に従う思いを与えます。私たちの心を変える力を持つ神様のことばを忘れないようにしっかり心に蓄えましょう。








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