2023年2月5日礼拝メッセージ 使徒の働き 9:32-43 山本 進 牧師
1.使徒の働きの流れは、10章から異邦人にも救いを広めることが書かれている。それで、9章32~43節は、異邦人の信仰深い人に近づき、出会う準備の話となる。アイネアの中風を癒やし、タビタを生き返らせる話がそれである。
2.奇跡を受けとめるには
病気の癒やし・生き返りは実際あるのか。理性で受けとめるのは難しい。私たちは知らない人の癒やしや生き返りを求めていない。人が大往生だったら、その死を受け入れる。しかし、知っている人で、大切な人、今死なれたら困る人に対しては、心が癒やしや生き返りを求める。生き返り・よみがえりは大切な人には心が要求する。これは心が扱う事柄である。
3.教会の再建を思うと少し戸惑う
使徒の働きに沿えば、人々が主に立ち返ったり、主を信じるのに、病気生き返りが生き返りが必要になる。それが出来なくても、聖書の方向に向くこと。
4.それでは病気の癒やしや生き返りを受け入れたとして、ペテロの奇跡には、イエスの御名の宣言がなされている。イエス・キリストの名による癒やしの宣言をするという信仰があるか。その信仰を求めることが必要になる。
それとも、主は現代の私たちにあった導き方をされるだろうか。お委ねしたい。
【本日の聖句】 『ペテロは皆を外に出し、ひざまずいて祈った。そして、遺体の方を向いて、「タビタ、起きなさい」と言った。すると彼女は目を開け、ペテロを見て起き上がった。』 (聖書 新改訳2017 使徒の働き 9:40)
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