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「エリシャとナアマン」

  • junagrace
  • 11月12日
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2025年9月7日

・・・ 列王記Ⅱ 5:1~19

暗唱聖句 ヤコブの手紙 1:21

心に植えつけられたみことばを素直に受け入れなさい。


 イスラエルの隣の国アラムに、ナアマンという将軍がいました。優秀な家来として王様に信頼されていましたが、ツァラアトという思い皮膚の病気で悩んでいました。ナアマン夫人にはイスラエルから連れてこられた若い娘の召使いが。「もしご主人様が私の国の預言者のところに行ったら、きっとツァラアトを治してもらえるでしょう」。それを聞いたナアマンが王様に相談すると、王様はナアマンがイスラエルに行くことを許してくれました。ナアマンは贈り物の数々を持ってイスラエルに向かいました。

 ナアマンはまずイスラエルの王様のところに行き、「私の家臣ナアマンのツァラアトを治してやってください」と書かれたアラムの王からの手紙を見せました。「病気を治すなど、神様にしかできないことだ。アラムの王は私に戦いをしかけようとしている」

 預言者エリシャはその話を聞き、王様に使者を送って言いました。「その人を私のところに来させてください。そうすればその人は、イスラエルにまことの神の預言者がいることを知るでしょう」

 ナアマンは、戦車に乗ってエリシャの家の玄関まで来ました。ところがエリシャは姿を見せず、使いの者がエリシャのことばを伝えました。「ヨルダン川に行って、七回体を洗いなさい。そうすれば治ります」。ナアマンはかんかんに怒って、帰ろうとしました。「私がわざわざ来たのに、治そうとするどころか、出てこようともしないなんて。みすぼらしいヨルダン川なんかで治るわけが内」。家来はナアマンを引き留めて言いました。「もっと難しいことを言われたら、あなたはそれをなされたのではありませんか。川で体を洗いなさいと言われただけです。やってみてはいかがでしょう」

 ナアマンは家来のことばにはっとして、エリシャが言ったとおり、ヨルダン川に行って体を沈めました。一回、二回・・・・七回目に水から上がった時、なんとツァラアトはすっかり消えていました。ナアマンは治ったのです。

 ナアマンは大喜びでエリシャの家に戻ってきて言いました。「私は、イスラエルの神こそ、ただおひとりのまことの神様だと分かりました」。そして頼みました。「この国の土を少し分けてください。アラムに帰ったらその土で祭壇を造り、まことの神様だけを礼拝します。ただ、私の主人が神殿に行くとき、私は家来として従わなければなりません」。エリシャは「安心して行きなさい」とナアマンを送り出してくれました。

 ナアマンは最初、エリシャが自分の思い通りにしてくれないので腹を立てましたが、思い直して神様のことばに従ったとき、病気が治り、治してくださったまことの神様を心から信じることができました。私たちも、神様のおことばが自分の思い通りでないとき、神様に背を向けてしまいことはないでしょうか。神様のことばに素直に従うとき、神様は必ず応えてくださいます。

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