2023年5月7日礼拝メッセージ
使徒の働き 13:26-42 山本 進 牧師
1.v26 救いのことばは、神を恐れる人々に語られた。その人々は、聖書のみことばを神のことばとして受け取る信仰者。そして、体験を語る人のことばを受けとめる信仰者(ヨハネ17:20)。そのようにして蓋然性(確からしさ)を高める。
2.人々が死に定め、神がよみがえらせたイエス(v29、30)。イエスは聖書に預言された救い主。パウロはイエスについて聖書を語る。v33 詩篇2篇(救い主の誕生)、v34 イザヤ55:3(ダビデの子孫から誕生)、v35 詩篇16篇10節(滅びない。その逆、よみがえる)。預言通り、死に渡されたが、よみがえられたイエス。このイエスに会った人々が証人としておられる(v31)。
3.v38 律法では義と認められなかった。パウロの実体験?モーセの律法では義と認められたいという思いが湧かなかった。しかし、神の子イエスの十字架の犠牲を信じる信仰で、皆が義と認められる救いが実現し、救われた思いで満たされた。
4.パウロの説教を聞いた人々は、イエスを信じることで義と認められるという救いを初めて聞いたので、もう一度聞いてもっとよく分かりたいと思ったのではないか。それでもう一度パウロに同じ話をしてくれるように頼んだ(v42)。彼らはパウロの説教の蓋然性を求めた。
【本日の聖句】 『ですから、兄弟たち、あなたがたに知っていただきたい。このイエスを通して罪の赦しが宣べ伝えられているのです。また、モーセの律法を通しては義と認めることができなかったすべてのことについて、この方によって、信じる者はみな義と認められるのです。』 (聖書 新改訳2017 使徒の働き 13:38、39)
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