2024年10月13日礼拝メッセージ
ローマ人への手紙 8:18-30
山本 進 牧師
序 v18 苦難は霊的に取るに足らないものと言われますが、現実的には重石です。どう乗り切ることができるでしょうか。啓示される栄光とは何でしょうか。
1.望み
v19~22(被造物(人間以外)の例、その救いも考慮するパウロ)
望み:19 神の子どもたちの群れ 20 被造物が虚無に服する。環境の悪化。うめき。服しているのは神の命令(創世記1:26、28)望みがある。 21 神の子どもたちの栄光の自由にあずかる解放の望みがある。 22 被造物はキリストと、私たちとともにうめき、ともに産みの苦しみをしている。
v23~25 キリスト者の場合
望み:からだの贖い。肉が罪と律法に従うことへのうめい。救い:内なる人の罪からの贖い、外なる人の贖いに望みを持つ。
2.助け
v26~30(信仰的、霊的助け)
26 御霊のとりなしの祈り 27 神は御霊の思いを成し遂げる。 28 神は全てを働かせて益としてくださる。 29 望みと信仰という予定はやがて定めとなる。御子の姿と同じかたちになるという栄光を含めた救いの完成(=啓示される栄光)が与えられるという望みと信仰。 30 神は、あらかじめ定めた人を召し、義認し、栄光を与える。
(問いの答)ここのみことばの苦難は信仰の苦難ですが、v28を独立させて、あらゆる苦難に会うとき、神への望みと御霊の助けを土台に、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを信じ、心を主に向けささえられましょう。
【本日の聖句】『神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。』
(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 8:28)
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