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「いのちのことばを語る教会」

  • junagrace
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2025年6月22日

・・・ 使徒の働き 5:12~42

暗唱聖句 使徒の働き 5:20

このいのちのことばをすべて語りなさい


 先週は、イエスの御名によって一人の男性が癒やされた場面を見ました。聖霊が降臨した使徒たちによって多くの神のみわざが行われ、多くの人々が救われていきます。仲間に加わらない人も、信者たちを好意的に見ていました。ここに教会が成長する様子が記されています。

 教会が成長する力は、イエスの福音を語ることだと言えます。福音はすべての人を救う力があり、人を暗闇から光へと移す恵みの現れです。祝福に満ちたいのちのことばに触れた人々は救われ,次々に教会に加えられていったのです。

 しかし、主のみわざがなされるときには、サタンが宣教の働きを妨げ、必ず迫害が起こります。教会が成長し,人々から人気を得たことを妬んだサドカイ派の人々を中心に、使徒たちへの妨害が始まりました。彼らの手引きによって使徒たちは投獄されてしまいますが、御使いが牢を開け、奇跡的に救出されます。彼らは御使いが命じたとおりに、宮で人々に語り続けました。

 使徒たちの脱出に驚いた宮の守衛長たちは、ペテロと使徒たちを最高法院に立たせました。そこは特別に選ばれたユダヤ人七十名による、ユダヤ人社会の権威の象徴ともいえる議会です。議員たちは「イエスの名によって教えてはならない」と命じておいたことを繰り返しました。使徒たちは、「人に従うより、神に従うべきです」とはっきりと答えました。そして、イエスの十字架と復活、昇天、復活の証人として聖霊と共に立てられている自分たちのあり方を告げました。以前の弟子たちなら物おじしていたかもしれませんが、聖霊に満たされた彼らはいのちのことばを堅く握り、堂々と語りました。弟子たちが聖霊に力を受けてイエスの証人となる約束の成就と言えます。

 議員たちは怒り狂い、自分たちを否定し侮辱するような発言をした使徒たちを殺そうと考えました。しかし、主は助け手を起こしてくださいました。神は思いがけない人を通して大きな助けや力を与えてくださることがあります。議員の一人ガマリエルは、議員と使徒の間に立つように、「神から出た者かどうかわからない者には、下手な手出しをしないほうがよい」と慎重な発言をしました。議員たちはこの発言に従いました。

 むちで打たれて釈放された使徒たちは、「御名のために辱められるに値する者とされた」と喜びました。彼らの思いの先には、人類最大の苦難を受けて人々を贖ってくださったイエスのお姿がありました。そのイエスに倣う者となったことは最高の誉れだったのです。かつて十字架の場面でイエスを見捨て逃げ出した弟子たちは、聖霊の力によって変えられていました。

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