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「あわれみによる信者の姿」

2025年3月2日礼拝メッセージ

ローマ人への手紙 12:1-2

 山本 進 牧師


 神のいつくしみによって接ぎ木され、その根である神の養分で生きる私たちの新たな姿はどのようなものであるか。

 あわれみによって不従順から脱出させられ、今もあわれみを受けつつ、神に至ることが私たちの歩み。それを表す12章1節から15章13節のキリスト教倫理(その信仰、人格形成、性質、性格、態度、行い、活動)を見ます。

まず、v1、v2です。

 パウロの勧めから二つの礼拝を感じます。一つは儀式としての礼拝、もう一つは日常生活で私たちが神への生きたささげ物としてのあり方を礼拝とすること(v1)。それは、私たちが日常の場、場面場面で神を意識した歩み。ふと立ち止まって神を思い、考える信仰者の姿です。

 少し枠を狭めて、考えなしで、不用意に、この世と調子を合わせないようにと言います。考え、思い、決断の始まりを自分からではなく、神からにしてみませんか。それは自然と心を新たにすることであり、自分が変わらせていただくことです(v2)。

 牧師も信徒も同じ土台に立っていきます。


【本日の聖句】『ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。

(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 12:1

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