2024年5月12日礼拝メッセージ
ローマ人への手紙 1:18-32
山本 進 牧師
パウロはv24~27で、同性愛者は、偶像礼拝を選択した結果、神がその人たちを心の欲望に引き渡された結果だと語っています。神が裁いたというよりは人がそのようになって行ったとも言えるでしょう。しかし、このみことばは現在、性的少数者(LGBTQの人々)にとって厳しいという意見があります。
現在は体と心の性を分けて考えるようになってきています。体は男でも心は女、体は女でも心は男の人もおります。ゲイとは、男性に対して恋愛感情を抱き、性的にも惹かれる男性のこと。レズビアンとは、女性に恋愛感情を抱き、性的にも惹かれる女性のこと。トランスジェンダーとは、生まれたときに割り当てられる性と、自身が認識している性が異なる人々のこと。これらの方は、聖書の記述にひっかかることになります。
教会は性的少数者の方にどのように向き合えばよいか。v18を優先して、どんな人でも不義によって真理を阻んでいるなら、その人には神の裁きがあるとしましょう。また性的少数者の方がみことばによって神を神としてあがめ(v21参照)、神を知ることに価値を認める(v28参照)なら、教会はその方々を受け入れるのがよいかと思います。(LGBTQは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、Q=クエスチョニング=性自認や性的指向を決められない、迷っている)
【本日の聖句】『彼らは神の真理を偽りと取り替え、造り主の代わりに、造られた物を拝み、これに仕えました。造り主こそ、とこしえにほめたたえられる方です。アーメン。』
(聖書 新改訳2017 ローマ人への手紙 1:25)
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