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「ギデオン」

Bible Story

2025年2月2日

・・・ 士師記6章ー7章

暗唱聖句 士師記 6:12

『力ある勇士よ、主があなたとともにおられる。』


 ギデオンが生きた士師の時代は、イスラエルにとって暗黒の時代でした。ヨシュアやその時代の者たちが天に召された後、民は主を捨て、悪を行い、異教の神々を拝み、主の怒りを引き起こしました。それにもかかわらず、敵に攻められ、災いに遭うと主に叫び求めました。すると、主のあわれみによってリーダー(さばきつかさ)が起こされ、敵から救われますが、そのリーダーが死ぬとまた元に戻る・・・それが何度も繰り返されました。イスラああああ和える葉あどんどん堕落していったのです。

 そのような時代にギデオンはリーダーに立てられました。しかし彼はミディアン仁を恐れて隠れて日常の仕事をしていたことから分かるように臆病者でした。その彼に御使いが言います。「力ある勇士よ、主があなたとともにおられる。」また、イスラエルの民を敵の手から救うために「わたしがあなたを遣わす」と言われますが、ギデオンは自分がふさわしくない理由を並べ立てます。そのギデオンに主は「わたしはあなたと共にいる」と再度言われました。

 さらに主は、家族の中にある偶像を壊すように命じました。それは、主との関係を妨げるものが取り除かれて、ギデオンが主にあって堅く立つ者へと霊的に整えられるためでした。

 主はさらにギデオンを、完全に主により頼んで堅く立つように導かれます。しるしを通して奮い立たせられたギデオンはミディアンと戦うために陣を敷きました。しかし主はそこで驚くことを言われます。「あなたと一緒にいる兵は多すぎる」今、戦って勝利したら、民が自分の手で自分を救ったと言って、自分たちを誇ることになるとおっしゃったのです。主は必要な兵士をより分け、最終的に三万二千人から三百人だけを残されました。

 兵士の数だけを見れば絶望的な状況の中で、主は敵の一人が見た夢を通して、恐れるギデオンを奮い立たせ、勝利を確信できるように導きます。その夢は、大麦のパンの塊が(イスラエル軍)が敵陣を打ち倒すというもので、解釈を聞いたギデオンは主を礼拝しました。

 もはやギデオンに恐れはありません。兵たちに宣言します。「立て。主はミディアン人の陣営をあなたがたの手に渡された。」そして、主が知恵を与えた奇策をもって、角笛と、たいまつの入った壺だけを武器にし、敵を打ち負かしたのです。

 自分の力に頼らず、主のことばに従い、共におられる主に信頼する者に、主は思いもよらない方法で勝利と解決を与えてくださるのです。


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