「立ち上がるエステル」
- 5月21日
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Bible Story
2026年1月18日
・・・ エステル記 2~4章
暗唱聖句 エステル記 4:14
『あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。』
先週まで学んだダニエルは、新バビロニア帝国と、その後のペルシア帝国に仕えたユダヤ人でした。ダニエルの時代からさらに数十年後、ペルシアはクセルクセスという王が治めていました。
この王の時代に、王妃選びが行われることになり、容姿の美しい未婚の娘たちが国中から王宮に集められました。その中に、エステルというユダヤ人の女性がいました。エステルは良心を亡くした後、年の離れたいとこのモルデカイに育てられました。彼は敬虔な信仰をもってエステルを育て、エステルもまた彼の教えによく従っていました。王宮に連れていかれた時も、エステルはモルデカイに命じられたことを守り、自分がユダヤ人であることを秘密にしていました。
エステルは、彼女を見る全ての人々から好かれました(9節、15節)。王も他のどの女性よりもエステルを愛し、新しい王妃に選びました。
クセルクセス王は、ハマンという人物を評価して高い地位に昇進させ、他の家来たちにハマンに膝をかがめてひれ伏すようにと命令しました。しかし、王の城で働くモルデカイは、ハマンを見てもひれ伏しませんでした。ひれ伏すことは礼拝行為であり、唯一の神の前でのみすべきことだからです。このことにハマンは激しく怒り、モルデカイのみならず、同じ民族であるユダヤ人も根絶やしにしようと考えました。ハマンは王に「危険な民族がいある」と説明をし、ついに王の名前でユダヤ人殲滅の法令を発布させてしまったのです。
ハマンの計画を知ったモルデカイは、「衣を引き裂き、粗布をまとい、灰をかぶり、大声で激しくわめき叫び」ました(4:1)。これは、自分ではどうすることもできない大きな悲しみや深い怒りを表す、ユダヤの伝統的な表現です。他のユダヤ人たちもみな同じようにしました。
モルデカイは王宮にいるエステルに、王に助けを求めるように指示しました。それに対しエステルは、「呼ばれていないのに王のところに行く者は死刑にされるという法律があるため、それは簡単ではないと説明します。これを聞いたモルデカイは、エステルを奮い立たせる返答を送りました。(4:13~14)これは「今、このペルシアの地で、神があなたを王妃とされたのは何のためか考えなさい」ということです。エステルは死刑を覚悟しつつも、神が自分を遣わしてくださるのだと信じ、王の前に行くことを決断しました。エステルの要請に応じて、ユダヤ人たちはみな断食と祈りをもって彼女を支えました。
『あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。』(4:14)このみことばは、人生の大切な選択を迫られる信仰者を、今も大いに励ますものです。神を信じる私たちも、神によって、今生きている場所に遣わされています。自分にはできないと思うような困難にぶつかっても、主を信じて。行動をもって向き合いましょう。主は、私たちに使命を与えると同時に、困難を乗り越える知恵と力も与えてくださいます。






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