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「ダニエルと獅子の穴」

  • 4月24日
  • 読了時間: 3分

Bible Story

2026年1月11日

・・・ ダニエル書6章

暗唱聖句 ダニエル書 6:10

彼は以前からしていたように、日に三度ひざまずき、自分の神の前に祈って感謝をささげていた。


 ダニエルが最初に使えた新バビロニア帝国は、メディアとペルシャの連合国によって滅ぼされました。しかし、神からの霊が与えられていたダニエルはとても優秀で(3節)、統治する国が変わっても重要な役割を与えられ、ダレイオスという王からとても信頼されていました。ダニエルはすでに80歳を過ぎていましたが、少年の頃と変わらず神に信頼していました。その信仰の姿は、周囲の人にもよく知られていました。

 しかし、人の世には妬みがつきものです。王がダニエルを取り立てて高い地位につけようとしているのを知った大臣たちは、それを妬ましく思いました。そこで言いがかりをつけて失脚させようとしましたが、忠実なダニエルには、怠慢も欠点も見つかりません(4節)。とうとう大臣たちはダニエルの信仰に目をつけ、それをわなにかける手段とします。彼らは「30日間、王以外の者に祈願してはいけない。祈願する者は獅子の穴に投げ込まれる」という禁令を制定するよう王に願いました。王は、持ち上げられて気分がよくなり、その禁令を許可してしまいました。

 ダニエルは禁令が出たことを知って家に帰りました。それなのに、いつもと同じように窓に向かい、ひざまずいて神を礼拝し、祈りをささげたのです。「祈るにしても人に見られないように隠れて祈ればいいのに」とか、「30日間だけ祈るのをやめればいいのに」と思うかもしれません。しかしダニエルは、ぶれることなく、いつものように神に祈るのです。

 大臣たちは、祈るダニエルを見つけると、王に訴えました。王はようやく大臣たちの魂胆に気づき、何とかダニエルを救おうとしますが、一度制定された禁令を取り消すことはできません。ダニエルは、飢えた獅子の穴に投げ込まれました。なすすべのない王は、「あなたの神が救ってくださるように」と声をかけることしかできませんでした。

 王はダニエルを心配し、夜も眠らず断食しました。王に信仰があったわけではありませんが、この時はダニエルが信じる神に祈ったことでしょう。夜が明けると、王はすぐに獅子の穴へ駆けつけ、悲痛な声で呼びかけました。(20節)するとダニエルの声が返ってきました。(21~22節)ダニエルは自らの潔白と共に神が共にいて守ってくださったと語ります。かみはあ、自分に信頼するダニエルに傷一つ負わせることなく、獅子の穴から無事に生還させてくださったのです。

 ダレイオス王は、ダニエルの信じる神のすばらしさをほめたたえ、国中に「この方こそ生ける神である」と知らせを送りました。

 


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