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「祝福を奪い取る」

2021年2月14日礼拝メッセージ

創世記27:1-29

山本 進 牧師


 リベカとヤコブは、エサウから祝福を奪い取ることに成功したが、リベカのその後の消息について聖書は何も書かない。ヤコブも今後だまされる人生を歩むことになる。


 説教を用意していくうちにエサウへの祝福とも言える解釈に導かれた。v40がその中心である。イサクはだまされた気づき、エサウも怒りを覚えた。エサウは父に祝福を願った。祝福はできない中で主は条件つきの祝福をイサクにさせたと思われる。


 v40「おまえは自分の剣によって生き、自分の弟に仕えることになる。しかし、おまえが奮い立つなら、おまえは自分の首から彼のくびきを解き捨てるだろう。」奮い立つとは信仰的に奮い立つと受け取ってみました。おまえが主に導かれるならという意味です。


 聖書はエサウとヤコブの再会のとき、ヤコブへの殺意はなく彼を受け入れ、争うことをしなかったことが記されていいる(創世記33章)。たくさんの贈り物を拒むことができるほどエサウは祝福されていた。エサウはヤコブのくびき、主の定めから解放され、その子孫エドムは末永く生き続けることになったと解釈できるのではないか。

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