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「無事に故郷に戻る」

2021年5月2日礼拝メッセージ

創世記33:1-20

山本 進 牧師


 ヤコブは神であり人である方から祝福していただき、信仰の平安が与えられ、もはや戦うことはできなくなりましたが、恐れなく兄エサウに会う決心がつきました。


 ヤコブの心は恐れがなくなり穏やかになりました。しかし、そうだからといって、無防備にはならず、人間的備えを怠りませんでした。それは、兄エサウを怒らせずに、かつエサウの提案をことごとく断ることでした。そうすることで、ヤコブは地上の安全を得、無事に戻ることができ、主の約束を成就させていただいたのです。


 私たちの歩みは、精神・心は信仰で主に導かれ平安と確信をいただき、一方、頭脳は、主の守りの中、よく勉強し、筋道を立てて、論理的によく考え、行動するのがよいです。言われたことをうのみにすることなく、自分で確かめることで失敗が少なくなるでしょう。


 神様が守ってくださるから、あなたの心は大丈夫。ただ、実際の結果はその時のあなたの実力によります、という受けとめ方がよいでしょう。


【本日の聖句】こうしてヤコブは、パダン・アラムからの帰途、カナンの地にあるシェケムの町に無事に着き、その町の手前で宿営した。

(聖書 新改訳2017 創世記33:18)

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