2021年10月17日礼拝メッセージ
出エジプト記7:1-25
山本 進 牧師
1.信仰は知ることから始まる。
聖書は、信仰は知ることから始まることを伝えています。(6:7、7:5) それでは、神であることをどのように体験して知ることができるでしょうか。はじめにことば(宣言、預言)があって、その実現を体験することで、です。ことばの確かさを体験し、それを発したお方を信じるのです。これが、聖書の伝える信仰のあり方です。私たちに生じる信仰は、最初は話を聞いていて、あるいは聖書を読んでいて、あるとき、聞いていた話・読んだ聖書と同じようなことが我が身に起こる体験をし、そのとき生じる素朴な信仰からそのことばを発した神(旧約)、イエス・キリスト(新約)を信じる信仰です。
2.ファラオから神の御心を受け入れることを反面教師的に学ぶ。
ファラオは主によって心を頑なになるようにされました。そのことはファラオには分かりませんが、ファラオが主のことばを退けるのは心が頑なになったからでした。
私たちに起こることは、それが主から起こったことかどうかは一つのことでは分からないことですが、もし私たちの心が頑なになったら、一瞬振り返りましょう。特に物事がうまく進んでいないときは、ちょっと考えましょう。あまり自分の思いの実現に頑張ってはいけません。
【本日の聖句】
それでもファラオの心は頑なになり、彼らの言うことを聞き入れなかった。主が言われたとおりであった。
(聖書 新改訳2017 出エジプト記7:13)
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