Bible Story
2023年11月5日
・・・ルカの福音書 6:1-11
暗唱聖句 ルカの福音書 6:5
『人の子は安息日の主です。』
ある安息日に、イエス様が麦畑を通っておられたときのことです。弟子たちは穂を摘んで、手でもみながら食べていました。すると、パリサイ人のうちの何人かが言いました。「なぜあなたがたは、安息日にしてはならないことをするのですか。」イエス様は彼らに答えられました。「ダビデと供の者たちが空腹になったとき、ダビデが何をしたか、どのようにして、神の家に入り、祭司以外はだれも食べてはならない臨在のパンを取って食べ、供の者たちにも与えたか、読んだことがないのですか。」そして彼らに言われました。「人の子は安息日の主です。」別の安息日に、イエス様は会堂に入って教えておられました。そこに右手の萎えた人がいました。律法学者たちやパリサイ人たちは、イエス様が安息日に癒やしを行うかどうか、じっと見つめていました。彼を訴える口実を見つけるためだったのです。イエス様は彼らの考えを知っておられました。それで、手の萎えた人に言われました。「立って、真ん中に出なさい。」その人は起き上がり、そこに立ちました。イエス様は彼らに言われました。「あなたがたに尋ねますが、安息日に律法にかなっているのは、善を行うことですか、それとも悪を行うことですか。いのちを救うことですか、それとも滅ぼすことですか。」そして彼ら全員を見回してから、その人に「手を伸ばしなさい」と言われました。そのとおりにすると、手は元どおりになりました。彼らは怒りに満ち、イエスをどうするか、話し合いを始めました。
主イエス様は「安息日の主」です。イエス様は安息日にまことのいのちの力を回復させてくださいます。安息日は私たちが主の救いによる平安と喜びを神様からいただくために与えられているのです。安息日の中心は、救い主イエス様なのです。
画像:アトリエ Trinity
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