2021年4月18日礼拝メッセージ
創世記32:13-32
山本 進 牧師
1.「信仰の戦い」。それは通常の戦いとは違って、自分自身との戦いである。それは自分が造り替えられるときの人間側の戦いである。心、思い、考え方は主なる神が造り替えてくださるが、信仰によってその神を信じ切ることができるかが難しい。ヤコブもそうであった。
ヤコブは神の約束がありながら主を信じ切れず兄エサウの殺意を恐れた。神の約束を信じ信切る信仰の戦い。そのような中にあっても神はヤコブを導いた。
2.(v22~32) ヤコブは戦い抜いた。神であり人である方(=イエス様?)から直接祝福されたのだ。夢ではない。その証拠として、私のももは外れている。私は顔と顔を合わせて神を見たのに、私のいのちは救われた。その思いを忘れないため、その地をペヌエルと名づけた。神と顔と顔を合わせたヤコブ。贈り物の後でエサウと顔を合わせようとしていたヤコブだがもう怖くなくなっていた。神がかならず私を守ってくださる。ヤコブは足を引きずるようになったが、祈りの中、信仰の戦いの中で心、思い、考え方が変えられたのであった。ヤコブはすでに神によって救われていたのだが、今彼は救われた思いでいっぱいであった。そして、兄エサウの殺意から救われていたのでした。
【本日の聖句】すると、その人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」ヤコブは言った。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」
(聖書 新改訳2017 創世記32:26)
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