Bible Story
2023年1月29日
・・・エステル記5-8章
暗唱聖句 ローマ人への手紙 8:28
『神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。』
王妃エステルはユダヤ人の救いのために命がけで王にお願いに行く決心をしました。
クセルクセス王はエステルを受け入れ願いどおりハマンと食事をすることにしました。
一度目の酒宴の席上で王はエステルに願いは何かと尋ねた時、エステルはもう一度ハマンと一緒に宴会に起こしくださいと言いました。
ある夜、王は眠れなかったので、記録の書、年代記を持って来るように命じ、それは王の前で読まれました。「入り口を守っていた王の二人の宦官ビグタナとテレシュが、クセルクセス王を殺そうとしていることをモルデカイが報告した」と書かれているのを見つけました。そして、モルデカイを柱にかけようと王宮の外庭に入ってきたハマンに「王が栄誉を与えたいと思っている者にはどうしたらよいか」と尋ねました。自分に与えられるものと思ったハマンは望みを伝えましたが、ハマンではなくモルデカイに対してのことで、モルデカイに栄誉が与えられました。
エステルの二度目の宴会に出席した王は、願いは何かと再び尋ねました。エステルはここでようやく、自分と同じユダヤ人の危機を救ってほしいと告げました。さらに王に、ハマンの悪だくみを伝え、ユダヤ人が守られるようにお願いしました。事実を知った王は怒り、モルデカイをかけるはずだった柱にハマンをかけさせました。
エステルはモルデカイとの関係を明かし、王はハマンから取り返した自分の指輪を外して、それをモルデカイに与え、エステルはモルデカイにハマンの家の管理を任せました。
しかし、ユダヤ人を根絶やしにする法令は既に発布されており、王でも取り消すことができません。そこで、モルデカイは、命を狙われたユダヤ人たちが報復できるという新しい法令を出すことにしたのです。こうして、エステルのとりなしとモルデカイの知恵により、ユダヤ人の命は守られました。
信頼する者の味方となり、すべてを働かせて益にしてくださる神の偉大なみわざを知ることができます。
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