2021年8月15日礼拝メッセージ
エペソ2:11-22
山本 進 牧師
罪は二つのものに分断し、敵対するようにさせる。罪を乗り越えることができない人類は平和になれず戦いにあけくれる。クリスチャンの信仰も平和に導けず、戦争を乗り越えることができない。
キリストこそ平和である(v14)、とパウロは言う。そして、平和を福音として伝えた。人々を救う救いのことばはもちろん福音だが、福音の枠をひろげて、平和の状態に導かれるのも福音との発想がパウロにはある。
敵意ある中、神との和解、人と人との和解。これは平和であり、福音である。キリストの十字架がこれに道を開いた。キリストの十字架を罪からの救いと信じる信仰によって、私たちの神は父、子、聖霊の三位一体の神に拡がり、それらの御名によって授けられる洗礼によって信仰が広められ深まり三位一体の神に近づけるのである。すなわち、あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです(v22)。
【本日の聖句】
キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つの者を一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し・・・
(聖書 新改訳2017 エペソ2:14)
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