｢エズラの指導(悔い改めの祈り)｣

Bible Story

2023年2月12日

・・・エズラ記7:1-10､8:21-23､31-32､9:1-10:5

暗唱聖句　詩篇 106:1

『ハレルヤ。主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。』

　エズラは、神殿再建と礼拝の回復で無罪放免となったわけではなく、依然自分たちが｢奴隷｣状態にあり、真の解決に至っていないことを謙虚に認めます。神殿再建という大事業も、主のあわれみ以外の何ものでもなく、ペルシアの王を動かした神の主権的なみわざでした。

　こうしたエズラの悔い改め、｢涙ながらの告白｣が民の心を動かし､真実な改革をもたらします。

　エズラに倣い、民も悔い改めへと導かれました。そのうちの一人シェカンヤが、｢異国人｣の妻とその子を追い出すという、大変勇気のいる解決案を申し出ます。エズラは立ち上がり、祭司、レビ人、全イスラエルの長たちに、この提案を実行するよう誓わせました。

非常に厳しい対処のようですが、偶像礼拝を捨てて神のみに従っていくための決断と実行でした。このことによって、民はみことばに従い、神に立ち返ったのです。