Bible Story
2023年9月17日
・・・創世記 21:1-8、22:1-19
暗唱聖句 創世記 22:14
『主の山には備えがある』
アブラハムがハランを旅だってから25年後、アブラハムが100歳の時、主の約束の通りサラはアブラハムに男の子を産みました。アブラハムは、その子をイサクと名付け、神が命じられたとおり、生後八日になった自分の子イサクに割礼を施しました。
イサクが成長し青年になった頃のこと、神はアブラハムを試練にあわせられました。
モリヤの地に行き、アブラハムが愛しているひとり子イサクを全焼のささげものとして献げなさい、というのです。
アブラハムは神が命じられた通り、二人の若い者と一緒にイサクを連れて神がお告げになった場所へ行きました。道中でイサクは、「火と薪はありますが、全焼のささげものにする羊はどこにいるのですか」と聞きましたアブラハムは神に全幅の信頼を置き、「神ご自身が全焼のささげものの羊を備えてくださるのだ」と言いました。
山の上に来たアブラハムは、イサクを縛り祭壇の上に載せて手に刃物を取り息子をほふろうとしました。その時、御使いの声がしてその手を止められました。「その子に手を下してはならない。その子に何もしてはならない。今わたしは、あなたが神を恐れていることがよく分かった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しむことがなかった。」アブラハムが目を上げると、一匹の雄羊が角を藪に引っかけていました。アブラハムは行って、その雄羊を取り、それを自分の息子の代わりに、全焼のささげ物として献げました。
神のことばに聞き従うアブラハムの信仰を神はお喜びになり、確かにイサクからアブラハムの子孫が増え広がること、神の祝福が世界中の人に増え広がっていくことを繰り返し約束してくださいました。
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