Bible Story
2023年3月12日
・・・ヨハネの福音書 11:1-46
暗唱聖句 ヨハネの福音書 11:25
『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。』
ベタニアという町に、マルタ、マリア、ラザロという兄弟が住んでいました。イエス様は、この三人の兄弟を愛しておられました。
ある時、ラザロが重い病気になりました。マルタとマリアは、離れたところにおられるイエス様に使いを送り「あなたが愛しておられるラザロが病気です」と伝えてもらいました。これを聞いてイエス様は、「この病気は死で終わるものではなく、神の栄光のためのものです。それによって神の子が栄光を受けることになります。」と言われました。
しかし、イエス様二日そこに留り、ラザロの死を宣告してからラザロのもとに行かれました。
マルタとマリアは数日待ち、イエス様が来られた時二人の口から出たのは、「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。」ということばでした。イエス様は、マリアや弔いのために集まったユダヤ人たちが泣いているのを見て、霊に憤りを覚え涙を流されました。
そしてついにイエス様がラザロの墓の前に立ち、墓の石の蓋を取り除くように命じました。死んだラザロの姉妹マルタは言いました。「主よ、もう臭くなっています。四日になりますから。」イエスは彼女に言われました。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」
イエス様は、「あなた(神)がわたしを遣わされたことを、彼らが信じるようになるために。」そう言ってから、イエスは大声で叫ばれました。「ラザロよ、出て来なさい。」すると 死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたまま出て来ました。マリアのところに来ていて、イエスがなさったことを見たユダヤ人の多くが、イエスを信じました。
こうしてイエス様は、ご自分が人のいのちも死も支配していることをお示しになりました。イエス様を信じる人は、神様と共に歩み続ける永遠の命をいただきます。
大事なことは、イエス様を信じることです。
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