2021年4月11日礼拝メッセージ
創世記31:1-32
山本 進 牧師
1.信仰の土台としての、「わたしはあなたとともにいる」との確信は、人から語られること、夢で神が語られること、神が直接語ることで与えられる。直接語られることは、今日の私たちでは、聖書のことばが与えられることである。聖書のことばが与えられるとは、自分の祈っていることの答えとなることばに出逢うことをいう。聖書を読んでいると出逢える。あるいは思い起こされる。
2.「わたしはあなたとともにいる」は、すばらしい信仰の土台であるが、この物語の箇所では悲しい出来事がある。それはラケルが父の神のテラフィムを盗んだことである。この後、ラケルはヤコブの生まれ故郷に行けず、途中で死んでしまう。ヤコブが盗んだ者を生かしておかないという発言を主が成し遂げた形となる。
3.「わたしはあなたとともにいる」という信仰は旧約から新約に受け継がれた。特にマタイがイエス様の誕生の時、また、イエスの昇天の時のことばとして、福音書の最初と最後に記されている。(マタイ1:23、28:20参照)。特に28:20のわたしはイエスのことを指しており、イエスが神であることを間接的に表している。
【本日の聖句】主はヤコブに言われた。「あなたが生まれた、あなたの父たちの国に帰りなさい。わたしは、あなたとともにいる。」
(聖書 新改訳2017 創世記31:3)
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