2025年1月1日礼拝メッセージ
エステル記 4:1-17
辻村 潤治 牧師
ヨセフが兄弟たちに裏切られて、長い間牢に閉じ込められ、何回も私は無実だと言っても聞かれず、助かりそうになると忘れられ、長い間ヨセフは苦しみました。
同じようにエステルもモルデカイも捕囚され、色々な道を通され、良いことも、大変な労苦も味わったことでしょう。しかし、二人ともその場その場において、誠実に直に勤め、自分の信仰は曲げないが、誰に対しても、敵の王でも、宦官の侍従でも、従う時は従い、誠実に勤めるのです。
ヨセフも同じです。長年牢屋の中で生活した彼は、その中で主に従い誠実に働いたのです。
だからこそ、神は「この時の為に、モルデカイを、エステルを、ヨセフをここに配置したのです」。
皆さんはどうでしょうか。私は何もできないのではなく、私がここにいるのはこの時の為であると考えられないでしょうか。花婿が何時来られるのか、私たちは知らないのです。それでも私たちは主の前に誠実に働くのです。
【本日の聖句】
「モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたは、すべてのユダヤ人から離れて王宮にいるので助かるだろう、と考えてはいけない。
もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。」」
(聖書 新改訳2017 エステル記 4:13、14)
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