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「王国の分裂」

更新日:2022年9月26日

Bible Story

2022年10月2日

・・・列王記Ⅰ 11:41~12:33


暗唱聖句 エペソ人への手紙 5:10

『何が主に喜ばれることなのかを吟味しなさい。』


ソロモンが先祖とともに眠りについたあと、その子レハブアムが代わって王となりました。ソロモン王の顔を避けエジプトに逃れていたヤロブアムは、民に課されている過酷な労働と思いくびきを軽くしてくださいと、レハブアム王に言いました。

「三日たったら私の所に来るが良い」とレハブアムはヤロブアムに言いました。この間、レハブアムは父ソロモンが生きている間ソロモンに仕えていた長老たちに助言を求めました。長老たちは「民に親切なことばをかけてやるなら彼らはいつまでもあなたのしもべとなるでしょう」と言いました。しかし、レハブアムは長老たちの助言を退け、自分と共に育った若者たちに助言を求め、三日目にやって来たヤロブアムに、若者たちの言ったとおり、民のくびきをもっと重くすると言いました。

全イスラエルは、王が自分たちのことばに耳を貸さないのを見て、自分たちの天幕に帰っていきました。そして、ヤロブアムが帰ってきたことを聞き、ヤロブアムを全イスラエルの王としました。

しかし、「民が、エルサレムにある主の宮でいけにえを献げるために上ることになっているなら、この民の心は彼らの主君、ユダの王レハブアムに再び帰り、彼らは私を殺して、ユダの王レハブアムのもとに帰るだろう。」と心に思ったヤロブアムは、金の子牛二頭を作り民に拝ませ、自分で勝手に考え出した第八の月の常駐日にベテルに作った祭壇にいけにえをささげました。

自分が気に入った意見、自分が求めている意見に耳を傾けたレハブアムの罪、金の子牛を作り民を偶像礼拝に導いたヤロブアムの罪。

神様は私たちの信仰を見られます。神様に頼らずに判断するのではなく、何が神様に喜ばれるのかを吟味し、神様を恐れ神様に聞き従って歩んでいけるように祈りましょう。




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