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「救い主の道備え」

更新日:2022年11月29日

Bible Story

2022年12月11日

アドベント

・・・イザヤ書 40:3-5、ルカの福音書 1:5-25、57-66、80


暗唱聖句 イザヤ書 40:3

『荒野で叫ぶ者の声がする。主の道を用意せよ。荒れ地で私たちの神のために、大路をまっすぐにせよ。』


 祭司のザカリヤとエリサベツは、共に神様の前に正しく歩んでいました。ただ二人には子どもがおらず、二人ともすっかり年をとっていました。

 ある時、祭司職の慣習によってくじを引いたところ、ザカリヤが主の神殿に入って香をたくことになりました。ザカリヤが香を焚いていると主の使いが現れて、ザカリヤの願いが聞き入れられ、エリサベツは男の子を産む、その名をヨハネとつけなさいと言いました。さらに、その子は主の御前に大いなる者となり、イスラエルの子らの多くを、彼らの神である主に立ち返らせるとも言いました。しかし、年をとっている自分にどうしてそのようなことを知ることができるかと、ザカリヤは御使いに言いました。

信じられなかったザカリヤはヨハネが生まれるまで口がきけなくなりました。神様は、ザカリヤの不信仰に関わらず、ご計画を進め、エリサベツは身ごもり、しばらくして男の子を産みました。

 幼子に名前をつける時、ザカリヤは書き板を持って来させて、「その子の名はヨハネ」と書いたので、人々はみな驚きました。すると、ただちにザカリヤの口が開かれ、舌が解かれ、ものが言えるようになって神をほめたたえました。

 ヨハネは、成長し、その霊は強くなり、イスラエルの民の前に公に現れる日まで荒野にいました。

 神様は、ご計画通り、救い主到来に向けて先駆者を遣わされたのです。






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