Bible Story
2024年4月28日
・・・ルカの福音書 12:13-21
暗唱聖句 ルカの福音書 12:15
『どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。』
登場人物は金持ちです。この金持ちの畑が豊作で多くの収穫を得ました。これは神の祝福です。しかし、金持ちの愚かなところは、ただ収穫という財産を追い求めていたところです。彼が信頼していたのは目に見える財産でした。金持ちは心から追い求めていた財産を十分に得て満足したように見えます。
しかし、神は金持ちに言われます。「愚か者、おまえのたましいは今夜おまえから取り去られる」
お金を貯めることや人生設計することを批判しているのではありません。イエスは「神に対して富まない者」の悲しみを伝え、人の心が追い求めているのが神なのか、地上の富なのかを問われます。
イエスは神に信頼して生きる豊かさを指し示します。神に対して富むとは、自分を生かし続けてくださる神の愛とあわれみ、そして日々の必要が十分に与えられていることを感謝して生きることです。
イエスは「遺産が欲しい」という思いに心が支配されている人に、そして彼の気持ちに同意する人々に対して、その貪欲さが行きつくむなしさを悟らせ、神と共に豊かに、富んで行く道があることを教えてくださっています。
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