「息子を待つ父のたとえ」
- junagrace
- 2024年5月13日
- 読了時間: 2分
Bible Story
2024年5月12日
・・・ルカの福音書 15:11-32
暗唱聖句 イザヤ書 55:7
『主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。 私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。』
取税人たちや罪人たちがみな、話を聞こうとしてイエスの近くにやって来ました。すると、パリサイ人たち、律法学者たちが、「この人は罪人たちを受け入れて、一緒に食事をしている」と文句を言い、イエス様は彼等に話されたたとえ。
弟息子は、父の死後もらうはずの財産を父が生きている間に要求しました。父は怒りもせず、財産を二人の息子に分けてやりました。弟息子は財産をもらうと、父の支配も影響もない遠い国に旅立ち、そこで放蕩して父からもらった財産をを湯水のように使ってしまいました。
何もかも使い果たした後、その地方全体に激しい飢饉が起こり、彼は食べることにも困り始めました。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑に送って、豚の世話をさせたのです。彼は、豚が食べているいなご豆で腹を満たしたいほどだったが、だれも彼に与えてはくれませんでした。
しかし、弟息子は、貧しさとむなしさのどん底で百八十度向きを変え、父の家に帰る決心をしたのです。父親は彼を無条件で、しかも深い同情と大きな喜びをもって受け入れたのです。どんなに汚れた罪人でも、もし悔い改めるなら、神はこの父と同じように罪人を受け入れてくださいます。
兄息子は「長年に間、私はあなたにお仕えし、あなたの戒めを破ったことは一度もありません」と自負していました。その兄息子は、放蕩して帰ってきた弟息子を歓待する父親に腹を立てました。兄息子に、父親は「子よ」と優しく温かなことばで語りかけます。「おまえはいつも私と一緒にいる。私のものは全部おまえのものだ。」
パリサイ人、律法学者たちが神の慰めに満ちたことばに触れている瞬間です。
父親は、弟息子にも兄息子にも、深い愛を示しています。
イエス様の私たちに対する愛を見ることができます。イエス様は私たちに何を願っておられるでしょうか。悔い改め、神の愛を喜ぶことではないでしょうか。


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