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「エリヤの対決」

Bible Story

2022年10月16日

・・・列王記Ⅰ 18章


暗唱聖句 列王記Ⅰ 18:24

『私は主の名を呼ぶ。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。』


 イスラエルに雨が降らなくなって三年目、イスラエルの民は飲む水、食べるものに困り、とても苦しんでいました。その頃、神様はエリヤに「アハブに会い行け。わたしはこの地に雨を降らせよう。」とおっしゃいました。そこでエリヤはアハブに会いに行きました。

 アハブはエリヤを見るなり、「おまえか、イスラエルにわざわいをもたらす者は。」と言いました。アハブは雨が降らないことをエリヤのせいにしましたが、エリヤは言いました。「私は、イスラエルにわざわいをもたらしていない。あなたとあなたの家こそ、主の命令を捨て、バアルの神々に従っている。」続けてエリヤは、カルメル山のエリヤのところに450人のバアルの預言者と400人のアシェラの預言者を集めさせ、主かバアルのどちらが本当の神か対決することを宣言しました。「おまえたちは自分たちの神の名を呼べ、私は主の名を呼ぶ。火をもって答える神、その方が神である。」

 最初にバアルの預言者たちがささげものを献げ、朝から真昼までバアルの名を呼んだが何の声もなく答える者もありませんでした。祭壇のまわりで踊り回ったり、自分たちの身を傷つけ叫んでも何も起こりませんでした。

 次にエリヤの番。こわれていた主の祭壇を築き直し、ささげものを献げ、四つのかめに水を満たし、三度、全焼のささげ物と薪の上に注ぐよう命じました。エリヤが主の名を呼ぶと、主の火が降り、全焼のささげ物と薪と石と土を焼き尽くし、溝の水もなめ尽くしました。民はみなこれを見て、「主こそ神です。主こそ神です。」と言いました。

 エリヤはアハブに、大雨が降ると言いました。エリヤが祈ると、海から濃い雲が上ってきてやがて大雨が降りました。

エリヤの祈りに応えて天から火を降らせてくださった真の神様が、人々を憐れんで恵みの雨を降らせてくださったのです。



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